天然記念物のコーナー

文化財保護法(S25)に基づき、動物(生息地、繁殖地および渡来地を含む)、植物(自生地を含む)、地質鉱物(特異な自然の現象が生じている土地 を含む)および天然保護区域のうち、学術上価値の高いものを天然記念物として指定しています。現在、1,028件(箇所・種、見込みを含む)の天然記念物 のう ち、特に重要なもの75件が、特別天然記念物に指定されています。天然記念物の所在地は全国にまたがり、離島や3,000m級の山頂付近に指定地があるこ ともあります。中にはすでに絶滅したと思われるものや立入禁止の措置をとっている記念物もあります。近年、記念物の新指定が見られます。ここでは、私が実 際に確かめた国指定天然記念物について、順次紹介していきます。そのため、当分の間、工事中の箇所があります。足下注意でお願いします。

現時点で、1,028件中973件(箇所・種)(94.6%)の見学を済ませています。残り55件です。もうこれ以上は、無理でしょうね。滋賀県内の天然記念物一覧はこちらへ→(pdf)

高瀬渓谷の噴湯丘 地質や岩石
(一)岩石、鉱物及び化石の産出状態
(二)地層の整合及び不整合
(三)地層の褶曲及び衝上
(四)生物の働きによる地質現象
(五)地震断層など地塊運動に関する現象
(六)洞穴
(七)岩石の組織
(八)温泉並びにその沈澱物
(九)風化及び侵蝕に関する現象
(十)硫気孔及び火山活動によるもの
(十一)氷雪霜の営力による現象
(十二)特に貴重な岩石、鉱物及び化石の標本
コウノトリ 動物
(一)日本特有の動物で著名なもの及びその棲息地
(二)特有の産ではないが、日本著名の動物としてその保存を必要とするもの及びその棲息地
(三)自然環境における特有の動物又は動物群聚
(四)日本に特有な畜養動物
(五)家畜以外の動物で海外よりわが国に移殖され現時野生の状態にある著名なもの及びその棲息地
(六)特に貴重な動物の標本
大船山のミヤマキリシマ群落 植物
(一)名木、巨樹、老樹、畸形木、栽培植物の原木、並木、社叢
(二)代表的原始林、稀有の森林植物相
(三)代表的高山植物帯、特殊岩石地植物群落
(四)代表的な原野植物群落
(五)海岸及び沙地植物群落の代表的なもの
(六)泥炭形成植物の発生する地域の代表的なもの
(七)洞穴に自生する植物群落
(八)池泉、温泉、湖沼、河、海等の珍奇な水草類、藻類、蘚苔類、微生物等の生じる地域
(九)着生草木の著しく発生する岩石又は樹木
(十)著しい植物分布の限界地
(十一)著しい栽培植物の自生地
(十二)珍奇又は絶滅に瀕した植物の自生地
尾瀬ケ原 天然保護区域
保護すべき天然記念物に富んだ代表的一定の区域
称名滝 名勝に関するコーナー
ここでは、風致景観の優秀なもの、名所的あるいは学術的価値の高いもののうち、天然記念物として重複して指定されているものに限ってのせました