「人権に関する社内の研修を実践したいが、どのように実践したらいいのか分からない…」といった声にお答えできるよう、このページでは社内研修をどのように実践したらいいのか解説します。
社内研修の流れ
- 研修計画を立てる
- 研修の実施
- まとめ・報告このページの先頭
研修計画を立てる
- 計画立案
- それぞれの企業の規模・業種・従業員人数に合わせた適切(効果の高い方法)を考えましょう(5W1H)
- WHEN(いつ):従業員が集まりやすい日時
- WHERE(どこ):従業員が集まりやすい場所(会場)
- WHO(だれ):研修の対象とする従業員(新入社員、管理職者など)
- WHAT(なに):具体的なテーマ(部落問題、障害者、ハラスメントなど)
- HOW(どのように):講演形式、ビデオ・DVD視聴、参加体験など
- ポイント
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- 代表者の理解を事前に得ておく
- 啓発研修の基本方針、年間計画を策定する
- 各研修会のねらいや方法・内容を検討のうえで形式的にならないよう注意
- 受講者の実態に合わせて取り組む課題、内容、日程を検討する
研修の実施
- 講演会の場合
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- テーマの選定
- 日時・場所の手配
- 講師の選定(人事・労務担当者など職場内講師、外部講師、行政・関係団体からの紹介講師など)
- 講師との事前打ち合わせ(会場、日時、人数、内容、謝礼など)
- 当日実施(会場準備、講師紹介、講演後の質疑応答など)
- 実施後(謝礼支払い、受講者からの感想、講師への礼状)
- ビデオ・DVD研修の場合
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- テーマの選定
- 準備(ビデオ・DVDの確保など)
- 担当者は事前に視聴しておきポイントを確認
- 視聴後は話し合いや感想文など学習の時間をとる
報告・まとめ
- 報告書の作成(参加者、人数、日時、内容やどのような反響があったかなどの記録)
- アンケートの集計・分析
- 資料の整理・保存