現地視察研修会〜滋賀県立野洲養護学校〜
障害者雇用の法定雇用率が段階的に引き上げられ、また対象事業者も拡大したことから、新たに障害者雇用を検討されている事業者様も多いことと思います。しかしながら、障害者雇用の経験が無い事業者の中には、「雇用主として障害のある従業員とどのように向き合えばいいのか」「障害のある人に任せることができる仕事は何だろうか」と不安に感じておられる方もおられるかもしれません。
そこで今回、知的障害や肢体不自由児童などの生徒が通う学校である滋賀県立野洲養護学校のご協力のもと、企業担当者による現地視察研修会を実施しました。
障害のある子どもたちと先生とが向き合う授業風景の視察を通して、参加された事業者の皆様には自らの職場で障害のある方が働く姿をイメージしていただくことができました。
また、障害のある子どもを送り出す学校側と、迎え入れる企業側のコミュニケーションの場にもなり、両者にとって新たな発見・学びの多い機会となりました。
また、このような意思疎通は、偏見のない障害者雇用のために非常に重要なことです。今回はコロナ禍のため人数を最小限としましたが、今後は更なる拡充を図ってまいります。