例年、野洲市と合同で研修会を開催していましたが、今年度もコロナの影響により守山市独自の開催となりました。
午前中は、崇仁発信実行委員会代表の藤尾様より京都市立芸術大学の移転が平成26年1月に決定されて以降、芸大の学生と一緒に進めておられる崇仁地区のまちづくりの活動紹介、また、被差別部落の出身であるがゆえに受けてこられたご自身の差別体験を言葉を詰まらせながらお話いただきました。
午後からは、(公財)世界人権問題研究センター事務局長の淀野様によるフィールドワークを実施し、崇仁地区にある柳原銀行記念資料館をはじめ、在日コリアンの方が多くおられる東九条までご案内いただき、地域の歴史についてお話いただきました。
今回の研修会では、部落差別の歴史を学ぶことは、とても大切であり、無知であることは、自分も他人も傷つけてしまうこと。また、人権学習は、幸せの学習であって、人権学習を続けていくことが重要だと感じました。少人数での研修会となりましたが、講師の方と対話する時間をもつことができ、とても有意義な研修会となりました。
