まずは見て下さい。上位蜃気楼の特徴がよく出ています。鮮明ではありませんが、画像はほとんど、デジタル一眼レフPentax *istDSを使用しました。一部、トリミングや拡大をしています。使用カメラの概要はカメラのコーナーから。2010年4月10日の蜃気楼はこちら

↑魚津市(富山県)で撮った画像。遠方の景色が変形している。

↑大気が2層になっていて、上の濃い層にも漁船の像。富山湾(魚津市)にて。

 

↑富山市方面(右下は別の日の鮮明な画像)。富山湾(魚津市)にて。

↑生地方面の画像。建物が異常に高く伸びている。富山湾(魚津市)にて。

地表近くの気温が場所によって異なる時、空気の密度の違いによって光線が屈折するため、地上の物体が空中に浮んで見えたり、あるいは地表に反射するように見えたり、遠方の物体が近くに見えたりする現象。砂漠・海上、その他空気が局部的に、また層をなして、温度差をもつ時などに現れやすい。富山湾で春に見られるのが有名。蜃楼。貝楼。空中楼閣。海市。【広辞苑第五版】
 下位蜃気楼の例はこちら

↑大津市の湖岸から琵琶湖大橋を撮影したもの。左の矢印付近は、橋が異常に太く見える。右は、橋を通行しているトラックの荷台が伸び上がっている。(2006年3月7日)

↑同じ大きさのはずの部屋の仕切り(窓)が中層階で大きさが異なっている。(上と同日、琵琶湖で)

↑琵琶湖でみかけた典型的な上位蜃気楼。バーコード状になっている。(2006年5月15日)

↑同じ日の蜃気楼。ビルの半分の高さまで、景色が伸び上がっている。

↑この日の琵琶湖大橋は写真のように複雑に変形していた。

↑琵琶湖大橋の西側では、景色が反転して見えていた。普段は見えない橋脚の台座が見え、台座の反転像が橋脚上部に見えていた。

↑ヨットの帆の大きさが異なっている。一枚目の写真と比べて、建物の脚が異常に長く見える。(2007年3月4日)