←春日神社境内ナギ樹林1

春日大社とよばれる神社の境内にあるナギの樹林が指定されている。このあたりは、春日山原始林(特別天然記念物)に接する御蓋(みかさ)山の麓にあたっている。奈良県。
春日神社境内ナギ樹林2→

春日大社は、奈良公園や東大寺大仏殿に比較的近い位置にあり、うっそうとしたナギ樹林に取り囲まれている。境内通路のすぐそばに、天然記念物を示す石碑が建てられている。
←春日神社境内ナギ樹林3

このように、通路のすぐ近くまでナギ林がせまっている。
春日神社境内ナギ樹林4→

ナギの葉は写真のような皮針形または卵形で、多数の平行脈がある。ササと同じように、この脈に沿って簡単にちぎれるが、縦に引っ張ってもなかなかちぎれないことから、ベンケイナカセの名がある。
←九木(くき)神社樹叢

尾鷲市の南、九鬼湾に面した九木神社は、暖地性海岸林である。スタジイを中心とした暖地性の高木のほか、いくつかのシダ植物の北限として貴重な樹叢である。三重県。
江須崎(えすざき)暖地性植物群落→

紀伊半島南端近くに接する小島で、希少植物や北限植物が生育している。和歌山県。
←八百富(やおとみ)神社社叢

蒲郡市の海上に浮かぶ竹島は花崗岩の島で、全体が八百富神社境内になっている。対岸とは異なり、自然の植生を保っている。愛知県。
鹿島の森1→

かつて、鹿島明神の神域として保護されてきた島。現在は陸続きになっている。石川県。
←鹿島の森2

豊かな暖地性常緑広葉樹は、極めて重要であるといわれる。
気多(けた)神社社叢1→

気多神社社殿の背後に広がる「入らずの森」は、自然林として保護されている。石川県。
←気多神社社叢2

スタジイを中心にした暖帯性の自然林として高く評価されている。
山神の樹叢1

狭い範囲に根回り9mを超えるホルトノキを中心にした樹叢が発達している。神奈川県。
←山神の樹叢2

ホルトノキはこのあたりが北限になっている。樹叢のすぐ近くまで、住宅が建てられている。
八幡野(やはたの)八幡宮・来宮(きのみや)神社社叢→

暖地性の多様な植物が貴重である。静岡県。
←八幡野八幡宮・来宮神社社叢2

大型のリュウビンタイは、ここが北限の自生地だといわれている。
羽豆(はず)神社社叢→

知多半島先端にある。愛知県。
←宮崎鹿島樹叢1

鹿島神社の境内にあることからこの名がついている。富山県。
宮崎鹿島樹叢2→

この場所は富山湾に面している。
←妹山(いもやま)樹叢1

大名持神社の神域として、原始的な樹叢を保っている。奈良県。
妹山樹叢2→

山頂付近にはツルマンリョウの群落もある。
←能生(のう)白山神社社叢

日本海側にもかかわらす、アカガシ、ヤブツバキをはじめとする暖地性植物が豊富である。新潟県。
象頭山(ぞうずさん)1→

有名な金刀比羅山(金比羅さん)の社叢として指定されている。香川県。
←三瀬気比神社社叢

海に近い低丘陵地であるが自然の植生が残されている。山形県。
筥堅(はこがた)八幡宮社叢→

海岸沿いの小山が指定されている。新潟県。
←菅生(すごう)神社社叢1

瀬戸内の平地や丘陵の面影を残すといわれる、コジイを主体とする貴重な残存林として指定されている。香川県。
菅生神社社叢2→

コジイ、アラカシの他に、ヒメユズリハなども見られる。
←天川(あまかわ)神社社叢

シイノキ類のうち、コジイが主体となっている社叢が指定されている。香川県。
旧白金御料地(しろがねごりょうち)→

現在、自然教育園として保護されている区域が指定されている。東京都。
←皇子(おうじ)神社社叢1

小豆島の瀬戸内海につき出した小山が指定されている。香川県。
皇子神社社叢2→

降水の少ない地方で、乾燥に強いウバメガシを主体とした植物相が見られる。
←生島(いきしま)樹林1

神社の社叢として、島全体が指定されている。兵庫県。
生島樹林2→

スタジイ、アラカシを中心として、豊かな植物相が残されている。
←宮川神社社叢

常緑広葉樹林として指定されている。新潟県。
倉田(くらた)八幡宮社叢1→

平地にあるタブノキを主とした社叢である。鳥取県。
←倉田八幡宮社叢2

水田に囲まれた社叢が指定されている。
大野見宿禰命(みのすくねのみこと)神社社叢→

小島であったと思われる丘が指定地になっている。モチノキを主とした海岸性の林である。鳥取県
←波波伎(ははき)神社社叢

伯耆一の宮の神域として、自然が残されている。鳥取県。
白兎(はくと)神社社叢→

海岸近くの丘陵にある、因幡の白兎伝説で有名な神社の社叢が指定されている。鳥取県。
←一位森(いちいもり)八幡神社社叢

イチイが大半を占める社叢が指定されている。岐阜県。
神島(かしま)→

田辺湾に浮かぶ島で、暖地性のつる植物が多いことから指定されている。和歌山県。
←蛾嵋山(がびさん)樹林

瀬戸内に面し、本州とつながっている島が指定されている。山口県。
松上(まつがみ)神社のサカキ樹林→

神社の社叢が指定されている。サカキだけでなく、他の樹種も豊富である。鳥取県。
←須須(すず)神社社叢

能登半島東端のスタジイを主とする社叢が指定されている。石川県。
伊古奈比当ス(いこなひめのみこと)神社のアオギリ自生地→

伊豆最古の神社として知られる白浜神社境内にある自生地が指定されている。アオギリは亜熱帯に分布する落葉樹。静岡県。
←忠海(ただのうみ)八幡神社社叢

モッコクの優占する神社林が指定されている。広島県。
平林寺(へいりんじ)境内林→

武蔵野の面影を残す雑木林が指定されている。写真は総門前に建てられた石碑。埼玉県。
←稲積(いなづみ)島暖地性植物群落

周参見湾に浮かぶ小島の照葉樹林が指定されている。和歌山県。
笠森寺自然林→

房総半島中央の丘陵地に位置する寺社林が指定されている。暖地性の照葉樹林がよく保存されている。千葉県。
←岩戸山樹叢

島原半島の南岸の小山が指定されている。長崎県。
宇佐神宮社叢→

神社をとりまく、広大な社叢が指定されている。イチイガシの自然林としては珍しい。大分県。
←堅田郷八幡社のハナカガシ林

どんぐりのできるハナカガシ林が指定されている。大分県。
以下、工事中

神社や寺の森