←波根西(はねにし)の珪化木1

火山活動による泥流が固まったといわれる凝灰岩中に、埋もれたと見られる珪化木が露出している。島根県。
波根西の珪化木2→

日本海の荒波に洗われたため、写真のように岩場に現れている。
←宍喰浦(ししくいうら)の化石漣痕1

海底の波の痕が他の地層におおわれて化石として残っている。徳島県。
宍喰浦の化石漣痕2→

この蓮痕は世界的に大きな規模であり、非常に珍しい。
←夜宮(よみや)の大珪化木1

国内最大級の珪化木で、全長約40m。流されてきた木が埋没してできたといわれている。福岡県。
夜宮の大珪化木2→

住宅地にあるため、写真のようなフェンスで囲まれている。
←東山(ひがしやま)洪積世植物遺体包含層1

海成の粘土層で、絶滅種を含む各種の植物化石を多く産する。アマミゴヨウ、ハイネズなどの針葉樹、コナンキンハゼなどの広葉樹の葉や種子が化石として産出している。京都府。
東山洪積世植物遺体包含層2→

この地層は、京都市内の住宅地にある。傾斜地にある寺院の敷地にある露頭が指定され残されている。
←白浜の化石漣痕(れんこん)1

海底でできた波の跡が粘土層で覆われると、波はそのまま化石として残ることがある。地表に表れた地層で、粘土がはがれると漣痕が目立つようになる。当時の環境がわかる大事な示相化石である。和歌山県。
白浜の化石漣痕2→

白浜の化石漣痕は、砂岩と砂質泥岩の互層で、波の山と谷が平行している。波の高さが約1mmほどの規模で、比較的浅い海底でできたものと思われる。
←白浜の化石漣痕3

このあたりは、南紀の白浜温泉にほど近い海岸である。海岸を歩いていても、天然記念物として指定されていることに気づくことは少ない。海岸べりに、写真のような石碑と説明板を見つけてはじめて気づくような記念物である。
根反(ねそり)の大珪化木→

立木の形で、高さ6mの珪化木が指定されている。特別天然記念物。岩手県。
←姉帯・小鳥谷(こずや)・根反の珪化木地帯

このあたりには珪化木が多く産出する。この学校の入り口両側には、珪化木が門柱として立てられている。岩手県。
山科の大桑(おんま)層化石産地と甌穴1→

伏見川の河岸にある砂岩質の大桑層からは、多くの貝類化石が見つかる。また、付近の河床には写真のような、大小の甌穴が見られ、ほぼ円形で深くえぐられたものが多い。石川県。
山科の大桑層化石産地と甌穴2

ここの地層からは、約160種類の貝の化石が発見されている。
三瓶小豆原(さんべあずきはら)埋没林1→

三瓶山の噴火に伴う土砂により、約3,500年前の杉の立木、倒木が埋没林として保存された。島根県。
←三瓶小豆原埋没林2

圃場整備に伴う工事で、偶然埋没林が発見された。写真は、少なくとも3本が合体した大型の杉で、切り口や表皮からは年代を感じさせない。
魚津(うおづ)埋没林1→

漁港の海底から発見された約2,000年前の杉の根が、博物館に保存されている。特別天然記念物。富山県。
←魚津埋没林2

大きな地殻変動がないことから、気候変動による海面上昇が原因と推測される。
千尋岬(ちひろざき)の化石漣痕→

砂岩と泥岩の互層に、漣痕が見られる。高知県。
←手取川(てどりがわ)流域の珪化木産地1

立木のまま化石になった珪化木が残されている化石壁。石川県。
手取川流域の珪化木産地2→

化石壁で見つけた説明板。
←門前(もんぜん)の大岩1

砂岩の露頭が指定されている。和歌山県。
門前の大岩2→

写真のように化石が目につく。シダリスというウニの一種の化石が含まれている。
←エゾミカサリュウ化石

大型肉食ハチュウ類の頭部。幾春別川上流で昭和61年に発見された化石で、鋭い歯や眼窩が見られることから肉食の爬虫類と考えられる。三笠市立博物館にて。北海道。
福地の化石産地1→

福地温泉の西側オブソ谷近くに、主として石灰岩に多くの化石を産する福地層がある。岐阜県。
←福地の化石産地2

転石(石灰岩)の表面にはびっしりと化石が見られる。
木下(きおろし)貝層→

10数万年前にできた、多くの貝を含む地層の露頭が指定されている。印旛高校の敷地にある白っぽい地層。千葉県。
←犬吠埼の白亜紀浅海堆積物

犬吠埼灯台の真下に、約1億年前(白亜紀)の地層がみられ、多くの化石を産出する。千葉県。
名島の檣石(ほばしらいし)→

カシの仲間の珪化木が海岸に横たわっている。福岡県。
←歌津館崎の魚竜化石産地および魚竜化石1

海に棲む爬虫類の化石が発見された場所が指定されている。宮城県。
歌津館崎の魚竜化石産地および魚竜化石2→

近くで同様の化石が展示されている。
←樋口沢ゴトランド紀化石産地

石灰岩層にゴトランド紀(シルル紀)の化石が含まれている。岩手県。
古秩父湾堆積層及び海棲哺乳類化石群→

埼玉県。


以下、工事中

化石